このページに訪れてくださり、ありがとうございます。

2011年3月14日に、かれこれ8年がかりの夢を実現させ、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスに生活拠点を置き始めてから、早いもので1年11カ月。そう、来月で丸2年になります。海外で生活をすることが初めての私にとってこの約2年は、文字通り、毎日が驚きと勉強の連続です。

そんな日々の中、ずっと始めたいと思っていたことのひとつが、ロサンゼルスから得た情報を日本へ発信するページの立ち上げ。ウェブの知識がないので、tumblrを使ったり、今までのブログ(http://blog.miyaaya.com)を使っていましたが、昨夏やっとそこのページで理想の欠片を実現することが出来ました。

そう、もちろんこのページは私が今出来る限界であって理想型ではありません。これからもっと勉強して、ウェブマガジンを作って行きたいと思っています。いつのことやら分かりませんが、がんばるのみです。以前よりも仕事内容が多岐に渡っているため、カメラの勉強、英語の勉強も……やることが山積で毎日があっという間に過ぎて行くんです。ということで最初のアップデートだったSunset Strip Music Festivalからこの更新までもなが〜いブランクが出来てしまい、反省しています。先日お会いした某レコード会社の方から「ページ見てますけど、更新しませんねぇ」とご指摘いただき、改めていろんなことを書き綴ってみようと思った次第です。

いろんなこと……それはもちろん楽しいだけではありません。たまにくじけそうになります。自分は無力ですし、言葉の壁も、今まで当たり前に出来ていたことが国が違うだけでものすごく大変になってしまったこともあったりしますし、雑務で本来の仕事が疎かになっていることにもフラストレーションを感じています。

でも、そんな中、東京で放送や出版、映画イベントなどの素敵な仕事に囲まれた約10年の日々を思い出し、お世話になった方々かたら頂いた温かなお言葉を思い出しては何度も励まされ、よちよち歩きですがまだ夢を諦めることなく生きています。

写真は、出国前に様々な方が開いてくださった送別会のひとつでの集合写真。9年3カ月お世話になったbayfmの番組『Dig The Rocks』のスタッフが開いてくれました。特に前列中央に写るプロデューサーと私の右横にいる構成作家の2人には感謝の言葉をいくら述べてもキリがありません。

bayfm『Dig The Rocks』のスタッフが主催してくれたパーティ写真。参加してくださった大好きな、スタッフ、先輩、レコード会社、イベンターのみなさまの一部がここに。この日以外にもtvk『洋楽天国』スタッフによるパーティなど、いろんな方がお別れパーティを開いてくださいました。本当にありがとうございました!!今でも皆さんの笑顔とエールが私を救ってくれています。

 

写真に写っていない、まだまだ沢山の方々へ、満足にご挨拶できないままの出国。

これは今でも悔やんでいます。

有り難いことに私の仕事のフィールドは音楽に限らず、映画も含まれています。数々の映画配給会社、劇場、宣伝会社、イベントや音響会社の方々、もちろん登壇してくださった俳優の方々にもちゃんとご挨拶できればよかったのですが。本当は2011年に入ってから各所へご挨拶に伺おうと思っていました。が、甘かったですね。日々の業務と、イレギュラーの〆切り、出国に伴う荷物の処理や事務処理、そして可能な限り会える方と会ってはいたつもりですが、とても時間が足りず、しかも震災が発生。

出国前の2日間は親戚家族4人が川崎から、運行している電車を乗り継いで2時間かけ、わざわざ私の荷造りを手伝いにきてくれました。というのも、我が家の荷物が思ったよりも、いや、「めちゃくちゃ」多かったんですね。特にどうしてもすべて持って行きたいと思っていたCDが多すぎて……。プラスティックケースをすべて外していたんですけど、それでも宅急便から購入した11箱の段ボールに(遥かに)埋まらない&重量大幅オーバー。

もちろんハードディスクに読み込む時間もなければ、当然のごとく買取へ運ぶ時間などなく、捨てるしかありませんでした。他にも、本、雑誌、洋服、靴、帽子……シャンデリアや家具、家電の多くは引き取り手があったのでよかったですが、特にCDは今でも後悔しています。「CDのセレクト間違った………」って。特に歌詞、対訳、解説がついた日本盤だけでも全部持ってきたかったです…。洋服も寄付したかったですし。時間に余裕をもって、計画的に行動、これ本当に大切ですね。

といったわけで出発当日の朝まで徹夜で作業、従弟が再び川崎から中野の我が家まで来てくれ、最後の清掃を手伝ってくれ、なんとか終了。天井まである引き戸をヒーヒー言いながら取り払い、汗だくで床材を貼り、ひとつひとつ好きな物だけ飾っていた中野の部屋が今でも恋しく感じます。

パーテーションもマガジンラックも、ソファーもシャンデリアも、全てが気に入っていた中野の家。ソファーに寝そべってぼけ〜っとパーテーションにディスプレイしたCDを眺めているのが好きでした。このパーテーションの左側はすべて私がライナーノーツを書かせて頂いたもの。ライナーを書いてはここに飾るのがちょっとした楽しみでした。

 

成田空港までは贅沢だと思ったけどタクシーで。荷物が多いし、震災当日に引き取る予定だった変圧器(重さ4kg)購入のため新宿も経由して、なんとか到着しました。チェックインには長蛇の列が出来ていました。なかなか前へ進まない列に従弟が代わりに並んでくれている間、私は出国前に提出しようと空港ロビーでライナーノーツの〆切りをやっていましたね。何とか書き終えて空港から送信しようとしたのですが、なぜかwifiがキャッチできないというトラブルが発生。結局、機内でも作業し、入国後しばらく滞在する友人宅に到着後送信するという、担当ディレクター氏には大変なご迷惑をおかけする結果に。

ちなみにその作品がThe Blackoutの『HOPE』

海外移住へ向けて私にとって、このアルバムに携われたことはとても有り難く、書きながら勇気をもらえました。

2011年3月14日。ロサンゼルス国際空港(LAX)に到着したての私。おバカですねw

LAの友人宅にご厄介になった翌朝、といっても朝6時半頃に空港へ向かうためにその日は徹夜。親切な友人が早朝空港まで車を出してくれたばかりかわざわざうどんまで作ってくれて、テキサス州オースティンへ飛び、エンターテイメントとインタラクティヴの見本市、SXSW(サウス・バイ・サウス/ウェスト)へ足を運び、取材活動をスタートさせました。

人生初のSXSW。会場での取材。ドタバタ続きでしたが、アメリカで取材活動を続ける決意を改めて誓ったイベントでした。

そこからの日々はおいおい書いて行こうと思います。

 

せっかくなので、雑誌などのために撮ったもののお蔵入りしている写真なども併せてアップしていくのもいいかな〜なんて思っています。